OroTox 試験は、Labeling Technologies 社の研究結果に基づいて米国で開発されました（会長の Pendergrass 博士と創立者および研究員の Boyd Haley 教授）。そして、その研究によって、歯が極めて毒性の強い物質の原因である可能性が発見されました。
これらの物質は、口腔内の嫌気性細菌によってのみ作られ、慢性的な毒性の全身作用を持っています。
本試験も同様に、この毒性化合物であるメルカプタンを生産する嫌気性微生物（生存に酸素を必要としない細菌および病原菌）の検出を基にしています。大抵の場合、これらの細菌は失活歯たまたは根管充填された歯の象牙細管中に存在し、抗生物質や殺菌剤が到達することはできません。従って、これらの細菌は私たちの体にとって恒常的な危険となります。なぜなら、全身に広がる可能性がある、いわゆる「死に直結する毒物」を常に生産しているからです。場合によっては、心内膜炎、脳卒中、高血圧、動脈硬化、アルツハイマー、眼疾患、および低出生体重児などの重大な疾患を招く恐れがあります