Orotoxテストによって本当の歯の健康状態を調べることが可能です
歯内療法を受けた失活歯の象牙細管内の嫌気性微生物は、しばしば健康上考慮しなくてはいけない高い濃度の化学的化合物を作り出します。そのため、口腔の感染および病巣は、様々な全身疾患の原因となったり、治療の経過に影響を与える可能性があります。
歯周病を持つ患者が示すリスク:
- 死の危険がある心臓発作を起こすリスクが 1,5~4 倍大きい
- 慢性閉塞性肺疾患のリスクが 1,5 倍大きい
- 糖尿病のリスクが 6 倍大きい
- 慢性関節性リウマチの頻繁な発症
- 早産または低体重出生児のリスクが 7 倍大きい(女性)
参照ケース:
ある女性(1940年生まれ)は10年ほど前から顔面と体に反復性の腫脹を繰り返していました。これまで、アレルギー学的には何ら異常はありませんでした。治療法:抗ヒスタミン薬とステロイド剤
OPT
この歯にOroToxテストをしてみたところ明確な神経毒素が検出されました。
この結果に基づいて、最終的にその他の検査では問題のなかった歯を抜歯しました。
患者の術後感想:
「この歯を抜いて以来、顔と身体の腫脹はなくなりました。」
掻爬物質の付いた摘出歯の組織学に基づく診断:
「局部の虚血性壊死を伴う非化膿性の慢性骨髄炎」